2023年2月25の『世界一受けたい授業』で紹介されたビルゲイツやイーロンマスクなど、天才起業家の愛読本をご紹介！
2月25日の『世界一受けたい授業』では、天才起業家たちに影響を与えた愛読本が紹介されていました。
ビルゲイツ、ジェフベゾス 、イーロンマスクなど、資産は兆を超える富を築いた名手たちばかりを特集。
天才企業家たちは読書家が多く、いったいどんな本から、何を学んでいたのか知りたいところです。
今回は、2023年2月25の『世界一受けたい授業』で紹介されたビルゲイツやイーロンマスクなど、天才起業家の愛読本をご紹介します。
ビルゲイツの人生に影響を与えた愛読本
ビル・ゲイツ（Bill Gates）は、1955年10月28日に誕生した実業家、投資家、フィランソロピスト、そしてコンピュータ技術者です。
ビル・ゲイツはマイクロソフト（Microsoft）の創業者の1人であり、同社の最高経営責任者を長年務め、世界中の人々によって最も尊敬される技術的リーダーの1人とされています。
ビル・ゲイツは、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団を設立し、世界中での保健医療、貧困削減、教育の改善などの問題に取り組んでおり、長年にわたって世界中で最も裕福な人物のひとりです。
そんなビル・ゲイツが愛読していた本がこちらです。
RANGE 知識の幅が最強の武器になる
「RANGE 知識の幅が最強の武器になる」とは、デビッド・エプスタイン（David Epstein）氏の著書。
この本は、専門分野に特化することが大切だとされる現代社会において、多岐にわたる知識や経験を持つことが、真のリーダーシップや創造性を発揮するためには不可欠であると主張している本で知られています。
エプスタイン氏は、多様な分野の知識や経験を持つ人々が、単一の専門分野に特化した人々よりも創造的な問題解決能力を発揮することがあると指摘しています。
これは、様々な分野から得た知識や経験がクロスオーバーすることで、新しいアイデアや視点を生み出し、創造性を刺激するからだとされています。
特に、現代社会では複雑性や不確実性が高まっており、過去の経験や知識だけでは十分に対処できない問題に直面することが増えているとしています。
そのため、幅広い知識や経験を持つことが、新しい状況に対応するための柔軟性や適応力を高める上で重要ということです。
だというような内容になっているのです。
単一の分野に留まらず、多様な分野から知識や経験を積み重ねることが、真のリーダーシップや創造性を発揮するために必要であるということを示しているのです。
「やればできるの研究」MINDSET マインドセット
「やればできるの研究」とは、カロリン・ドゥエック（Carol Dweck）が提唱するマインドセット理論が書かれている本です。
人々が持つ「固定マインドセット」と「成長マインドセット」の2つの考え方について調査・研究を行ったものです。
固定マインドセットとは、自分自身や他人の能力や才能が固定されていると考える傾向のことであり、成功や失敗は自分自身の持つ能力によって決まると信じる傾向があります。
一方の、成長マインドセットとは、自分自身や他人の能力や才能が成長する可能性があると考える傾向のことであり、失敗や困難も成長の機会としてとらえ、自分自身や他人がどれだけ努力したかが結果に反映されると信じる傾向があります。
ドゥエックの研究によれば、成績が上がるためには、固定マインドセットではなく成長マインドセットを持つことが重要であるとしています。
「やればできるの研究」は、自分自身や他人の能力や才能についての考え方が、人々の成功や失敗に大きな影響を与えることを示し、成長マインドセットを持つことが、自己成長や目標達成につながることについて書かれている本です。
イーロン・マスクの愛読本
イーロン・マスクは、南アフリカ生まれの実業家、起業家、エンジニアであり、現在はスペースX社、テスラ社、Boring Company社のCEOを務めています。
彼は、エネルギー革命や宇宙開発、高速交通システムなど、社会に大きな影響を与えるプロジェクトに挑戦しており、独自のビジョンとリーダーシップによって世界的に注目されています。
彼の活躍は、多くの人々にとってインスピレーションの源となる人物です。
そんなイーロン・マスクの愛読本がこちら。
指輪物語
J.R.R.トールキンの「指輪物語」は、ファンタジー小説の古典として知られており、中つ国という架空の世界を舞台に、指輪という強大な力を持つアイテムを巡る冒険を描いた本です。
主人公フロド・バギンズと仲間たちが、悪の支配者サウロンが作り出した指輪を破壊するための旅を描いています。
トールキンは、中つ国の言語や歴史、文化などを詳細に設定し、細部にわたって描写されており、物語には、友情や勇気、自己犠牲などの普遍的なテーマが盛り込まれ感動や共感を与えます。
指輪物語の世界観と魅力的なキャラクターたちは、世界中の多くの人々に愛されています。
ジェフベゾスの愛読本
ジェフ・ベゾスは、アマゾン・ドット・コムの創業者であり、同社の元CEOです。
彼は、インターネットを利用した大量小売業の先駆者の1人として知られ、アマゾンを世界最大のインターネット小売業者に育て上げたことでも知られています。
彼は、世界最富裕の人物のひとりとしても知られており、起業家精神とリーダーシップは、多くの人々に影響を与えています。
そんなジェフ・ベゾスの愛読本がこちらです。
日の名残り
カズオ・イシグロの「日の名残り」は、英国人の青年スティーブンが、かつての雇い主であるロード・ダーズリントンとの旅を通じて、自身の過去とイギリスの社会的変化に向き合う物語が描かれた本です。
スティーブンの思考や感情が緻密に描写され、彼が自らの生き方や信念を見つめ直す過程が丁寧に描かれておりイシグロがノーベル文学賞を受賞するきっかけとなった傑作小説なのです。
ブラックスワン
![ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質](https://m.media-amazon.com/images/I/41YtC8L14BL._SL160_.jpg)
ナシーム・ニコラス・タレブの「ブラック・スワン」は、予測できない重大な出来事である「ブラック・スワン」の存在とその影響について書かれた本です。
タレブは、これまでの統計学や経済学の枠組みではブラック・スワンの発生やその影響を十分に捉えられないと主張し、著作の中で新たなアイデアや枠組みを提唱しています。
本書では、タレブの考え方が分かりやすく紹介されており、様々な分野での予測やリスク管理に役立つと評価されています。
ちなみに、ナシーム・ニコラス・タレブは著者としてだけでなく、実務家や投資家としても活躍しています。
まとめ
2023年2月25日の『世界一受けたい授業』では、天才起業家たちの愛読本が素晴らしい著書ばかりでした。
ビルゲイツ、ジェフベゾス 、イーロンマスクなどの人生に影響を与えた本。
その素晴らしさを少しでもくみ取ってみたいものです。
今回は、2023年2月25の『世界一受けたい授業』で紹介されたビルゲイツやイーロンマスクなど、天才起業家の愛読本をご紹介しました。